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症例2 ウサギ エンセファリトゾーン症 ~斜頚などの中枢神経疾患〜
ウサギが斜頚や後ろ足の麻痺などの神経症状を示す場合、脳に真菌の仲間のエンセファリトゾーン(黄矢印)が感染している可能性があります。
後遺症が残って起立困難になると、一生、介護が必要になります。
斜頚には、パスツレラという細菌が感染して中内耳炎から進行することなどもあるため、鑑別診断が重要です。
エンセファリトゾーンに感染しているウサギは、成長不良を示したり、なんとなくぼぉ~っとしているとか、胃腸うっ滞を起こしやすかったりというのもあります。
福井は、このウサギのエンセファリトゾーン症の研究で博士号を取っておりまして、とても思い入れのある病気ですので、何なりとご相談ください。
ウサギをお迎えされたら、ご来院いただき、抗体検査を受けていただくことをお奨めします。