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理 念

当院の理念は、「いのちに誠心誠意向き合い、心に寄り添う動物医療」です。
飼い主様と相談しながらご希望に応じた診療を心がけ、最新・最良の知識・技術に基づく動物医療に努めてまいります。
そして、動物の健康を守ることを通じ、一つにつながっている「人と動物と地球の健康」(ワンヘルス One Health)の保持にもつながって行けば本望です。
私たちが大好きなこの伊勢の地で、皆様から気軽に相談していただける動物たちのホームドクターとして、
このご縁が動物・飼い主様と私たちとの『きずな』につながって行くことを願っています。
ワンヘルス One Healthとは、 人-動物-地球環境の健康は一つで、相互に密接につながっており、私たち人類が健康に幸せに暮らし続けるためにはそれぞれの健全な状態を一体的に守ることが大切、という国際標準の理念です。

 

診療方針

診断に基づいた適切な治療方針を複数提示させていただき、飼い主様にご検討いただきます。
もし、どの治療選択をすればよいのか迷った場合は、遠慮なくご相談ください。

動物たちのストレスを緩和するために鎮静、麻酔などを活用することを飼い主様にご提案します。

 

専門的な高度技術の応用と挑戦

私たちは、動物ごとに選択し得る診断のための検査や治療について、当院でできることと、可能な限り、他施設でできることを提示します。
また、近隣の動物病院と連携を取りながら、他の動物病院や二次診療施設への紹介を提案させていただくこともあります。
私たちは、特に、動物にやさしい麻酔疼痛管理、ストレスと痛みの少ない外科手術および様々なエキゾチック動物への専門的な高度技術の応用を目指しております。

 

麻酔と鎮痛について

動物が検査や手術などの治療後にごはんを元気に食べてくれるためには、不安・恐怖などのストレスや痛みを最小限に抑えることが最も重要なことの一つです。
検査・治療・手術が滞りなく進み動物たちに速やかに回復してもらえるよう、必要に応じ、鎮静、麻酔や鎮痛を積極的に活用しています。つまり、最新の研究成果や情報に基づき、種・個体ごとに、できる限り安全かつ効果的な鎮静・麻酔方法を提示します。また、物を言えず、痛みを隠そうとする性質もある動物ですから、痛みの治療や手術時の鎮痛を適切に施すよう取り組んでおります。
特に、 エキゾチックアニマル(エキゾチック動物) は、繊細で人に触られることでストレスを受けやすいため、鎮静や麻酔が必要になることも多くなります。

 

エキゾチックアニマルの診察について

エキゾチックアニマル(エキゾチック動物)は、犬猫ほどは人慣れしておらず、デリケートな種が多いのが特徴です。そのため、病気の症状を隠し、進行してから気づかれることも多いため、受診時には、相当弱ってしまっており、命に関わる状態にあることも珍しくありません。中には、診察までの間や診察中に容態が急変してしまう可能性もあります。
診察では、個体の状態に合わせ、十分な問診と注意深い観察から始め、診察の流れと診断のために必要な検査を提示します。事前にWEB問診票に記載の上、家庭での飼育管理の状況(ケージ、飼料や温湿度管理など)を十分に教えていただき、症状の写真、飼料、便や尿などを持って来ていただければ、診断のために貴重な情報を与えてくれることがあります。

当院の様子

アクセス

〒516-0066
三重県伊勢市辻久留3-15-17
TEL.0596-63-9222

【診療日時】
火〜金 9:00〜12:00、16:00〜19:00
土日祝 10:00〜15:00
(月曜休診、祝日含む)

待合室

玄関から入ってすぐの待合室です。
動物と飼い主さんが心地よく過ごしていただけるような広々としたスペースです。

処置室

検査・処置などを行うスペースです。血液検査、検査画像モニターを設置し、診療当日に行った検査結果を飼い主様にお伝えします。

手術室

coming soon.

設備紹介


麻酔器・人工呼吸器:クロスメディカル 動物用セボフルラン麻酔器アニセラC15・動物麻酔用人工呼吸器アニセラ8V

当院は、「麻酔」にこだわりをもっており、動物にやさしい安全な麻酔疼痛管理に基づく手術を心がけています。その一つとして、一般的に使用されている吸入麻酔薬より高価にはなるのですが、麻酔の導入・覚醒がより早い特徴を持つ「セボフルラン」を使用しています。セボフルランは、その患者に適切な麻酔深度に変更しやすいため、心拍数や血圧の変化も比較的少なく抑えることができ、動物にかかる負担を減らすことができます。また、体内代謝率が低く、肺・腎への影響が少ないという特徴を持ちます。さらに、呼吸器系への刺激が少ないため、動物が息をこらえたり、呼吸を止めたりするリスクを減らすことができます。そのおかげで長時間手術でも安定した麻酔状態を維持し、手術後の回復と早期の退院をサポートしてくれます。
「アニセラ」とは、アニマル/セラピーを合体させた動物に対する治療、治療術の意味を持つ造語です。アニセラC15は、酸素+空気でのガス供給により、肺に優しい麻酔管理を実現させ、停電時でもガス供給がある限り、麻酔維持が可能な動物用全身麻酔器です。アニセラ8Vは、麻酔中の呼吸管理を安全・確実に行うことができる理想の人工呼吸器です。患者の呼吸が止まっても、バックアップ換気を開始し、生命を守る安心設計となっており、小動物にとってより安全な従圧式で駆動します。

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電気メス・血管シーリングシステム:エルベ 物質併用電気手術器:VIO3 TUR/TCRモデル

人の手術の最前線で使用されている高性能な電気メス&血管シーリングシステムです。迅速かつ確実に止血・切開をすることができ、生体にとって異物となる縫合糸を体腔内に残さず、結果として麻酔・手術時間を短縮できるため、動物たちにより負担の少ない手術を可能とします。特に小さな動物では、出血量を最小限にとどめることができるため、選択できる手術の幅が広がります。
(メーカーから)モノポーラ及びバイポーラの切開及び凝固の各モードにおいて自動出力及び自動電圧制御機能を有した機器です。従って、組織の抵抗に応じた最適、且つ電圧が一定に保たれた出力の供給ができるので、凝固止血層を均一に保つことが出来、組織損傷及び出血を軽減できます。
バイポーラ出力を用いた大きな血管(7mmまで)を含む組織の凝固が可能なバイクランプ機能は、無結紮で血管を閉鎖できるので、結紮の手間を省き、手術時間の短縮にも繋がります。

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ICU装置(集中管理装置):フクダ・エムイー Dear M11

隅々まで酸素が行きわたる空気循環と高い気密性で動物たちの生命を安心安全に守ります。さらに見やすく使いやすいタッチパネル採用で運転状況や環境変化が一目で分かり、巡回記録も管理しやすくなりました。24時間管理体制でケージ内の酸素濃度、温度、湿度を常に最適な状態に保ち、中にいるどうぶつ達がリラックスできる空間を提供いたします。

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生体情報モニター:フクダ・エムイー AM140 Type2

主に麻酔・手術時に体温・呼吸状態・循環状態などのバイタルサインを監視し、患者の生命を守ります。最新の精度の高い機器で、肺の膨らみやすさを可視化したパラメータ「PVループ」、肺に出入りする空気の量がわかるパラメータ「換気量」を備え、より安全・安心にオペ時の呼吸管理が可能になりました。

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院内臨床検査機器:IDEXX院内検査機器ステーション

患者の来院時、その現場で一般的な検査項目のほとんどの結果を外注検査に頼らず出し、即時診断を可能にします。
その診察時からより適切な治療を提案でき、治療成果に結びつけ、患者様のケアに大きな違いをもたらします。

 

①臨床検査データ管理システム:IDEXX ベットラボ ステーション

すべての臨床検査結果をクラウド上で患者ごとに一元管理できます。

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②自動血球計算装置:自動血球計算装置 IDEXX プロサイト Dx

院内でできる最も網羅的な検査センター品質の完全血球計算(CBC)。検査結果は2分で出し、動物種に合わせたアルゴリズムで分析し、わずかな変化も見つけやすくなります。

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③血液化学検査装置:血液化学検査器 IDEXX カタリスト One

この一台で、院内において、肝臓や腎臓などの臓器の機能や代謝異常の診断に欠くことが出来ないスクリーニング検査の幅を大きく広げます。世界の動物病院でスクリーニング検査のスタンダードとされている項目を迅速に測定できます。蛋白尿の正確な評価に有用なUPCや甲状腺機能の評価に有用なT4など、特殊検査項目も測定可能です。

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④免疫反応測定装置:スナップ自動判定装置IDEXX スナップ Pro

犬のフィラリア感染、猫の猫免疫不全ウイルスと猫白血病ウイルスの感染、犬猫の下痢の原因となる原虫ジアルジア感染、犬猫の膵炎、猫の心臓病の心臓病のリスク因子を院内のその場で迅速に自動判定してくれます。
それぞれ順に、スナップ・ハートワームRT、スナップ・FeLV/FIVコンボ、スナップ・cPL、スナップ・fPL、スナップ・proBNP、スナップ・ジアルジアで測定します。

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⑤尿化学検査装置:尿化学分析装置IDEXX ベットラボUA

尿検査の客観的で安定した結果を約80秒で出してくれます。
それぞれ順に、スナップ・ハートワームRT、スナップ・FeLV/FIVコンボ、スナップ・cPL、スナップ・fPL、スナップ・proBNP、スナップ・ジアルジアで測定します。

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超音波診断装置(エコー):キャノン Aplio α/ Verifia V

最先端技術を搭載した、超音波診断装置(エコー)です。正確、安全かつ迅速に、病態を診断して把握するために、欠かすことの出来ない、日常的に最もよく活用している機器です。このエコーのお陰で、たくさんの動物たちの病気を診断し、救えています。健康診断やセカンドオピニオンにも、エコー検査を是非受けに来て下さい。
小さな動物の身体の大切な命のためにもっと見やすく、もっと使いやすい装置をと、すべては獣医師の声から生まれ、最新の画像処理技術はじめ、キヤノンの最先端技術を搭載しました。

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整形外科用パワーツール:ナカニシ サージック XT プラス 動物セット

スピーディーなオペを可能にするマイクロハイスピードドリルシステム。本体にさまざまなアタッチメントを付けることができ、骨折治療において、骨を固定したり、切ったりできる動物用整形外科用パワーツールです。カメの甲羅を切って開甲手術などにも活用できます。

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歯科処置用ツール:ナカニシ 超音波スケーラー「バリオス370」&ビバサポート 2 動物セット&マイクロモーターユニット「ビバメイトG5」

歯のクリーニング=スケーリング(歯石除去)やポリッシング(歯面研摩)に加え、犬や猫の臼歯を丁寧に分割抜歯したり、ウサギやげっ歯類の歯を削ったり、あらゆる歯科症例に対応できる歯科処置用ツールです。ドリルの回転と同時に冷却を行う注水機能、LEDライト機能により安全かつ効率良く短時間での治療に役立ちます。

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最小侵襲治療・レーザー手術治療システム:富士エス・エル・アイ ダイオードレーザ CHEESE Ⅱ

動物にやさしい半導体レーザー装置です。レーザーメスとして手術に使用した場合、出血や侵襲が少なく、手術時間も短く、さらに傷の治りが早く、痛みの少ない安心な治療法となります。特に、高齢の子で全身麻酔のリスクが高い場合や、全身麻酔を避けたい場合などで、局所麻酔を用いて小さな腫瘤の切除やイボ取りに活躍してくれます。他の治療内容として、疼痛緩和や創傷治癒促進などの温熱療法、歯周病治療や逆さまつ毛の脱毛などにも用いることができます。

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耳科用内視鏡(オトスコープ):ダイレクトビューV D02

高画質で耳の中を観察出来るCCDカメラシステムです。硬性スコープOT01Vは、レーザー、鉗子を挿入して、耳道にできた腫瘤やイボを切除したり、生検したり、処置の出来るチャンネルを装備しています。

 

免疫反応測定装置:富士ドライケム IMMUNO AU10V

この1台で複数の項目の院内検査を可能にする卓上タイプの免疫反応測定装置です。院内で簡単・迅速に免疫検査を実施できます。ネコの炎症マーカーであるSAAや、甲状腺機能検査(T4・TSH*1)、副腎皮質機能検査COR*1、肝臓機能検査(TBA)、性ホルモンPRG*1など、6つの検査項目に対応しています(*1 イヌのみで測定可能)。

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血液凝固分析装置:ワコー ドライヘマト 血液凝固装置 コアグ2V

動物の出血が正常に止まるかどうかを確認するための検査装置です。特に、最初の手術となる去勢手術や避妊手術の前には、基本的には必ず受けていただく検査になります。先天的あるいは疾病による後天的な血液凝固系の因子の異常を発見するのに優れた検査装置です。

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月曜休診(月曜が祝日の場合は休診)