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症例6 パグ、短頭種気道症候群

呼吸が徐々に苦しくなって行き、へたり込むようになって受診。
長く伸びた軟口蓋(のどちんこ)(赤矢印)を切除し(青矢印)、狭くなった外鼻孔(鼻の穴)を拡げる(黄矢印)手術を行いました。
呼吸が楽になって、元気に散歩できるようになりました!

短頭種気道症候群は、パグなどの短頭種に特徴的に発症する気道の病気で、「外鼻孔狭窄」や「長すぎる軟口蓋(軟口蓋過長症)」などが複合して起こります。

早期に、特に1歳齢未満で外鼻孔狭窄と軟口蓋過長の手術を行うことで、進行を止めることが期待できるとされています。