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症例5 日本猫、3歳、右大動脈弓遺残(血管輪異常)

生まれたときからごはんをよく吐いていたが、100%吐くようになって元気・食欲低下して受診。
食道造影レントゲン検査にて、心臓の前後での食道の拡張と1点での狭窄(赤矢印)が見つかりました。
CT造影検査や内視鏡検査の結果、本来は生後に退化する血管構造が残り、食道を締め付けてしまう先天性の異常が疑われました。
胸を開けて、そのひも状の構造(緑矢印)を切断して食道を解放する難しい手術に耐え、元気になってまるまる太りました!